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17Mar2016

yushima, tokyo

20160317YushimaTochuSs
I am now drawing the staircase by the Yushima-tenjin (shrine), Tokyo (not yet finished)
久しぶりに東京を描いています。「東京駅」(下)の日付をみたら2013年1月でしたので、「3年ぶりの東京」ということになります。
20130109TokyoStation s
この絵を描いた時は香港に住んでいたので(というか私の30代はほとんど香港だったわけですが)、日ごろ描く香港の風景と比べて「わー東京、空が広い!」と戸惑ったのを覚えています。空とか水とか木々とか、ザ透明水彩の特性が生かせるものを描くのが苦手なもので…(好きなのは線がいっぱいの建物です)。

東京には数えるほどしか行ったことがありません。滋賀県民にとって「都会」は京都なので、京都にさえ出れば映画館も大型書店も本格パン屋さんも進学先も何でもあるし、ちょっと趣向を変えて大阪まで行ってしまえば空港まであるし、しかも私は両親がさらに西の方(長崎と萩)の出身なので、東京に行かねばならない理由がなかなか見つからないんです…。

さらに今京都に住んでいると、「東京に住んでいる友達に会いに行く」こともありません。というのは皆さん京都に観光に来られるからです(この「湯島」をご注文下さった先生も、昨年春、吉野の桜を見に行かれたついでに我が家に寄って下さいました)。

こうして益々、私の生活は京滋地区の中でも、京都市内の一部と滋賀東部だけでこじんまりとまとまっていきますが、でも、こういう風景を(写真で)見ると、この漱石的な雰囲気はやっぱり江戸明治を謳歌した東京にしかないようにも思えるし、林真理子のOL系小説ファンとしては、あー20代にOLとして2年位で良いから東京住んでみたかったなぁとも思います。

(『コスメティック』と『ANEGO』は「買って十分読んで人にあげた後また読みたくなって」複数回買ってしまいました。ちなみに大学で働いている時には単に純に(比較研究、現代女性社会研究目的等ではなく)林真理子ファンだと言う事が憚られる雰囲気がありました。なぜでしょうか。なんかみんな(?)斜に構えてもっと難しいの読んでるんだぜオレ様は、的な感じ?←アナタの劣等感から来る被害妄想ですよ!)

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