gion (kawabata-shijo)
今、南座を描いています。階下と階上とよーく見ると角度がついていて、ちょっと難しかったけれど、ようやくペン入れ完了。ここまでが一番楽しいところです(←えっ?なんで透明水彩やってるのって感じですが…)。
i am now drawing the kawabata-shijo 川端四条 junction in west gion 祇園 area, between kikusui 菊水 restaurant (est. 1926) and minamiza 南座 theatre. it’s really pretty in the late afternoon with the contrast of sunlight and shadow, and hope i can capture that beautiful moment, even without the sharp contrast.
and… this is the drawing of the same junction (eye-level) i made in 2004 June. rough sketch! my drawing came a long way and developed (?) gradually, but, it doesn’t mean my drawing now is superior to the ones 10 years ago. each moment shines, though i also remember 2004 wasn’t a easy year for me.
この2枚目の彩色済の絵は、2004年6月に(その前の冬の)四条大橋を描いたものです。車とか本当に下手!っていっても今も別に上手って訳ではありませんが、何事も10年続けているとそこそこ(私なりに=スローでもまだまだ改善の余地ありでも)上達はするものですね。
きっと、建築の勉強・セブアノ語・仏語・中国語・ヨガ・水泳・パンお菓子作り・教員生活なども今まで続いていたらそれなりに何か形になって自己満足は出来たのかも…と夢想してみますが「でも、続かなかった」のはれっきとした事実(自分)です。
別の見方をすると「10年かけて、この程度」の才能とも言えますが(本当に天才だったら1年目から/子供時代からキラリと光っているはず)、長年色んな言い訳をして回り道を続けてきたので、来年40歳になる身としては、今後はもう真面目に精進していきたいと思います。
その一環として、まだ出来るかどうかこころもとないですが、最低毎日1-2時間は費やしてしまって来た「顔頁」他SNSをすっぱりとまではいかなくとも、基本的にやめよう、と決めました。
ミクシーもスマホもリンクドイン(←これは個人情報は流出・乗っ取りあり・ついでに転職活動には何の効果もなく、そしてもう出来る限り最大限完璧に退会したはずなのに今だにあれこれ来て、入会したのを本当に悔いてます)も卒業出来たから、頑張れば出来る、はず。たぶん…。
ブログのように炎上もなく、友人にしか読まれないから、SNSはいいよってことでしたが、良い面もあったけど(中高の友達と連絡が取れたり)、オタク体質の私には中毒性も高く、時間的に失うものも大きいなと思い始めたころ、ランチしたりお茶したりした大学院や高校の友達が立て続けに(ていっても4人ですが)
「やめたらすごく精神的に健康になった」
「やればやるほど幸福度が落ちると言う研究結果があるらしいよ」
「徐々にフェイドアウトしている」
…などと言っていて、皆仕事も出来る人なので(仕事できないコンプレックスの私は)あっさり感化されました。
(仕事の種類によっては/活用の仕方によっては、「SNSでより仕事が出来るようになった」人もいるとは思います。が、私の場合は「SNSをしたら絵の腕が上がった」なんてことはあり得ませんでした。当たり前か。)
問題はあまりに普及しているのでSNSでしか連絡を取ってこない(メールやSMSはもう使わない)国の人もおり(フィリピンとか)、ミクシーやスマホやリンクドインほど「いきなり完全にやめる」のは難しいことです。うーん。でも頑張る。この3-4年膨大な時間を費やしてしまった。
災害時の連絡などにはいいのかもしれませんが、毎日何もない日にまで1-2時間ぼーっとスクロールするんだったら早く寝た方が良かったかも。
ところで、この11年前の『四条大橋』を見て「下手だな」と思いつつも、じゃぁ今こういう線が描けるかと聞かれると、「絶対描けない」。
私は今まだ、小1の算数や国語の問題が解ける。でも、小1の絵は描けない、そんな感じです。きっと絵以外にもこういうことってあると思いますが、不思議ですよね。
算数や国語は、小1の基礎なしには中学レベルにはほぼ絶対に行けないからかな。絵も、アラサー時の私の毎日の鍛錬(?というか寂しい時間つぶしの趣味?)が無ければ今の絵は描けないという面もあるのかもしれないけど、そう単純に「積み重ね」だけではない気がします。もしそうだったら「基礎に戻る」ことが出来るはずなのにそれは絶対に出来ないから。
たまにタカシマヤに行くことがあると(買い物はパン屋さんと551だけですが)、上階で「京都府幼稚園絵画展」などがあってふらっと覗いては、結構うちのめされています。
「子供らしくて、元気良くて」「固定概念が無いからダイナミックで」とかいうのを越えて「おおおこれは」というのが5%くらいあります。私は「図学」を履修してしまったせいで失ったものも多いのか(汚れちまった大人)と思ったりも。
ともかく明日から彩色です。願わくば小1の気持で!