yoga
(cute house in kamigyo ward, kyoto
電柱あってもいいからあと2mくらい左に移動して頂ければ!)
I started joining yoga lesson after a long time (last time I did was I think November 2007 in 13e Paris) – feeling good; hope I can continue.
10年ぶりくらいにヨガに通い始めました。昔、超初心者なのに(アクロバティックで私には出来ないポーズだらけの)アシュタンガヨガのクラス行っていましたが、香港に引っ越した後、一気に運動やエクササイズ系ほぼゼロの日々になってしまいました。
香港=都会にはもちろんジムもヨガもあり、ヨガ・ピラティスなんて在香港外国人女性マダムが一度は通る?!道かと思うのですが、不夜城香港らしくない(コンビニも夜閉まる!)「新界」エリアの家と職場を週6日往復する日々だったので、残念ながら「日本の雑誌で紹介されるような、ゴージャスで華やかな香港」生活はついに体験しなかった気がします。
ところで先月、林真理子×ユーミンの対談が読みたくて、『HERS』誌を買いました。他に紹介されている方々のお話も本当に充実していたのですが、共通して感じたのは「50代、心身ともにそう楽ではないと覚悟が必要」という点です。
と書くと、「-しなさい」説教系または健康系の雑誌のようですが、そうではなく、スタイリッシュなまとまり方をしていて(表紙もシンプルで素敵)、HERS初めてでしたが買ってよかったと思いました。
(私はいまだに紙媒介の女性誌が大好きで、月に2冊だけ買っていいと自分で決めているのですが、ハズレももちろんあります…。その前の月に買った『C…O』は「ちょ、ちょっと?」と思いました。「三歳児神話なんて気にしなくていい」って、逆に「いや今、違うだろ」的な。もちろんC誌の愛読者もおられるだろうので、私から見て「?」だっただけではなく、C編集部から見ても私はターゲット層ではなかった、ということでしょう。)
HERSの後押しもあって、この10年ほど「またヨガしたいな。でも無理」と諦めていた言い訳の日々に終止符を打ち、再開に至りました!月に数回はレッスンに行きたいです(といいつつ既にこの2週間ほど都合がつかず行けそうにありません。が、チケットが無駄になると「元が取れない」→ケチだから絶対に通い切る自信はあります。そのあたりのお金の計算が、まだまだヨギーニには程遠い)。
一人の先生のおっしゃる言葉ですごく「いいなぁ」と思うのが「はい、ではここで呼吸して目を閉じて、今まで出来たことも出来なかったことも全て手放しましょう」という一文です。
大体の仕事・家事・スポーツ・趣味・人間関係というのは「積み重ね」が大事、とされています。ほんの少しでも昨日より理解が深まっているとか、「失敗は成功のもと」とか、過去の経験から今日の決断をする、とか。
でもそれをほぼ全否定(?)して、クラスが始まってから30分程度の短い「過去の経験」すらも全て忘れて、執着せず、ただ今深く呼吸しましょう…ということでしょうか。
「マインドフルネス、いまここ」みたいなフレーズはあちこちで目にしますが、いまいちピンと来なかったのに、本当に新鮮でした。10年くらい前のヨガのクラスでももしかすると言われていたけれど、外国語だったのでよく理解していなかっただけかもしれません。
「いまここ」フレーズが好きになれなかったのは、「そんなアメリカの一流企業が社員のために取り入れてるということは、結局より『よく』働き『よく』稼ぐという長期的目的が皆無なわけではないだろうし」と考えていたからです。でも「もっと稼いで、売れる商品を作って、無いところにも需要を生み出そう」などと考えているようには見えないヨギーニの先生に言われると、「そうかもしれない!」と思いました。
絵を描くときも、5年前や10年前の自分の絵を見て「下手だな~」と思ったり「今だったらもっとこう(上手く)描ける」と思ったりしますが、そんなことは不要なのかもしれません。毎日、虚勢を張ったり謙遜したりしないで「全て手放して」新たなスタートを切れたら違う絵が描けるのかも。実際の私は小心者で、「出来る!出来る!」と自分を鼓舞しないといけない(松岡修造日めくりを置いていたりもする)のですが。
ところで2月25日(月)に林真理子氏の講演会が大垣書店(烏丸三条)であるとか(日経の連載小説に関して)!行きたい=18時半からという時間が私には無理そうで本当に本当に本当に残念です…。