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22Jun2017

mizukaze

20170617 (11)s

went to see the first-run of the “mizukaze瑞風” the luxurious sleeping coach. kyoto station wasn’t (surprisingly) crowded, compared to other occasions (like when “doctor yellow” arrives).

「瑞風」のファーストランを見に行きました。残念ながら私の古くて小さなコンパクトデジカメではこんなぶれた写真しか撮れませんでした(カメラのせいではなく腕のせいかも…)。京都駅は意外にも(かなり)空いていて、ちょっと拍子抜け。きっと撮り鉄の皆さんは始発の大阪駅か山口県に数々あるらしい絶景ポイントに行かれたのでしょう。

その日のうちに、この運行開始日の画像や動画がたくさんインターネットにアップされていました。京都駅に到着した時、(既に大阪から乗っていた)乗客の方々は、もう不文律でプライバシーなんてゼロの状態。

もっとコンパクト個室感の高いサンライズなどとは違って、ちゃんとカーテンを開けて(プラットフォームの観客に)広いコンパートメント内を見せてくれるジェネラスな方ばかりです(そういうのを理解した人じゃないと初日に乗ろうとは思わないのかもしれません)。

プラットフォーム側の皆は窓という窓に(バスルームの窓にも!)張り付いて写真や動画を撮るので、ふと、「ジャニーズなど写真NG芸能人」とか「秘密のカップル」などがうっかり乗っていたらどうするんだろうと思いました。その人を撮るつもりはなくても、エンブレムや車両番号の前で記念撮影をする人達の背景に入ってしまうわけです。

西村京太郎とか子供向け『電車で行こう!』シリーズなど、旅行/鉄道ミステリーというジャンルがありますが、今の「瑞風」はまだ(否応なしに)あけっぴろげで、お話の舞台にはならないかなぁなどと思いました。

本と言えば今日、丸善で『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(新潮社2017/4/18 川上 和人) と『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社2017/5/17前野ウルド浩太郎)を手に取ってみました。ちょっと立ち読みしただけで申し訳ないですが、うわさ通り抱腹絶倒!虫・鳥・動物全般に苦手なのに、この二冊は買おうかなと考えています。

が、香港の倉庫に置いていた本も今年思い切って断捨離してきたので、あの大変さとコスト(置いておく家賃もかかるし、船便での送料もかかる、今後も引っ越しはあるかもしれない等)を考えると、今後はもうなるべくハードカバーを買わないようにしようと決めたばかり。『鳥類』の文庫本化を待つか…。

さらに同じ本屋さんで『集合住宅物語』とか西山夘三本を見てしまい、また「本を集めて並べて知的な人に近づけるかもしれない自分」「蔵書が多い方が自分の価値も高まった錯覚」に酔いそうで、危ない危ない。
それにしても、森見登美彦さんもですが、農学系の人ってこんな素敵なユーモアセンスと文才あるんですね。私もくよくよしないで彼らのように明るく・皮肉ででも色々笑い飛ばして生きたいです!

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