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9Mar2015

arashiyama

20150308Sun (34)

Though it’s raining hard again the weather was nice yesterday, so I went to Arashiyama嵐山 (western side of Kyoto City) after 6 months.
I didn’t do much (like visiting World Heritage Tenryu-ji天龍寺 Temple) but had nice organic lunch in “runners’ cafe” (local joggers’ meeting place) called Musubi, and some kushi-dango (sweet dumplings on stick) on street, and strolled from Hankyu Arashiyama station to JR Saga-Arashiyama station.

I like this season, just becoming Spring, feel things are brightening up. Somehow I felt really happy yesterday. I cannot describe by words well but that kind of happy feeling is only once in several years, and if I look back it’s only in March or April.
It doesn’t mean I am always happy in Spring -e.g. the Japanese term, May-sickness 五月病; because everyone seems to have a new start with big smile in April when the Japanese school / fiscal year starts, I can also feel empty.
So I appreciate yesterday even more. Thanks Arashiyama!

昨日はお天気がよくて(今日はまた大雨ですが)、なんとなく嵐山に行くことになりました。なんとなく、というのは、メインは阪急の「京とれいん」に乗ることだったので、復路、ふと「桂で乗り換えして嵐山行こ」と思っただけなのですが、すべてのことは「偶然」ではなくて意味があるんだろうなと思えるような、すごく素敵なひと時を過ごしました。

といっても素敵な料亭に行ったり竹林を歩いて詩を詠んだりしたわけではなく、「阪急の嵐山駅からちょっとだけそれたところにある、行き当たりばったりなローカルランナーズカフェでカレーライスを食べ、渡月橋を渡り、JRの嵯峨嵐山駅まで歩く道すがら、お団子を買って歩きながら食べた」だけなのですが、まだ寒いんだけど小春日和の空気で、しみじみと「幸せだな」と思えた小一時間でした。

嵐山に前来たのはたしか9月なので、半年ぶりということになります。以前京都に住んでいた時には、外国人向け観光ガイドのアルバイトをしていたので、嵐山にもたまに来ていいましたが、桜のシーズンなどは香港島もびっくりの人口密度で「この橋落ちるんじゃないか…」と不安になり、人混みに酔う田舎者なこともあって、実はあまり好きではありませんでした。

金閣+竜安寺には(当時?)欧米人マストな行先だったようで、嵐山の5倍くらい行きました。我こそは一番のスポットをという一眼レフ人があふれ返っており、そこには「和敬清寂」も「吾唯足知」も無かったと覚えています。この北区ペアにも「もう来なくていいわ」とまで思っていました。

(なので、京都の名所を万遍なく訪れて知っている、というわけではなく、「外国人が好きな所」にだけ何度も何度も行ったというだけです。)

でも、その後9年弱連続で海外に住んでしまうと、またゼロからのスタート地点に立てて、「嵐山いいやん」と思ったり、四条に出たら「一力」の写真を撮ってしまったり。また(私の中では京都本ベスト1)鷲田清一『京都の平熱』を読もうと思っているところです

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