kyoto mansion
kyoto city centre is ever so busy with construction of flats and hotels! today i saw an advertisement of a newly built flat north of Nijojo (castle). wonder what was there before (hope it’s not the historical Taiken elementary school building…)Wealthy people are really wealthy or maybe economy is better but it won’t affect my life, maybe bad, maybe good.
今、京都の町中に行くと(ちなみに私の中での「町中」は「≒中京区の東側」です)、ホテルとマンションが絶賛建設中。「はてここには以前何が建っていたんだっけ」としばらく考えても全く思い出せないことが多いです。歴史的な街並み(昭和な建物含む)が好き、といいながら私の記憶力はその程度です。
町中そして東山区の物件は、もはや若い家族には手が出せない値段で(三宮や大阪市内よりも高いらしい。もちろん物件によりますが)、地元の子供・家族よりも観光を推進したせいもあり、この20年ほどの間に、小学校の統廃合が凄まじいスピードで進んだようです。
が!例外はザ御所南小学校区。私立よりも上という人もいる公立の小学校なのですが、京都の人は「小学校区」をとても気にする人が多いようで、「駅や小学校からの距離ではなく、どの小学校区かで物件の値段が違う」というのは、滋賀県ではあまり聞かない話です。
今日は面白い話を聞きました。丸太町河原町角の旧春日小学(あれも結構素敵な建物だったのに)、今ブルーシートで覆われて工事中ですよね、何になるんでしょうね、と話していたら、京都の(統廃合されて無くなった)旧小学校関係の仕事をしている方が「あれは『御所南小の分校』になるらしいですよ」だって!
分校っていうのは普通僻地(田舎)にあるものだと思っていたら、何と、京都の町中の町中でわざわざそんな・・・しかも、ちょっと前まで春日小だったところを、統廃合で御所南にしたのだから、また分離するのなら春日小にすればいいものをと思います(特に卒業生や地元の人にとっては、「春日小学校区」だったのに「御池小分校区」になるのは、なんだか寂しいのではないかと…)。
でも、それこそマンションの広告などは「御所南小学校区!!」というのを売りにして値段をつり上げたりもしているので、ここで「えっ『あの』御所南だと思って買ったのに!」と思う人が出たり、今からマンションを買う(よそから来た)人が「もはやブランド名の『御所南の分校』の方がなんだか安心できる」と思うのかも。よく分かりませんが。
歴史で言えば春日小は明治2年創立で、御所南は平成7年なので、京都にしては珍しく?!「年数ではないブランド力」を持つ団体、ということでしょうか。京都人は新しいもの好き、というのともちょっと違う「売れ」方です。上手くマンションのデベロッパー界とシンクロした面もあるような。
今日見た広告(写真)は、珍しく府庁南/二条城北エリアの新築マンション!私の中ではこのあたりも結構一等地で、一度住んでみたいのはライオンズマンション烏丸西(生まれ育ったのが小さな宿舎(団地)だったためか、家の広告を見るのは子供のころから大好きです)、あの少しバブル前っぽいシンプルな間取りと昭和っぽい広さがとても素敵・・・
というのはさておき、この二条城北のマンションの地図を見てちょっと笑ってしまいました。
よく新築マンションの地図に「--保育園まで○○m」と書いてあったりすると「おいおい」と思うのですが(よほど本当に待機児童ゼロの市町村ならともかく、京都では実際は希望した保育園に入れるわけでもないんだから書いてはいけないと思う)、これにはなんと!
「佐々木酒造」とご丁寧に書いてあります。
スーパー、医院、小学校等並に、生活に必要なお店?とも思えない。市の教育支援施設「かがやき」(旧待賢小)の方が大きな建物なのにそれはスルーされています。
となると、このマンションは「佐々木蔵之介さんのファン向け」なのかも。
安くはないですがこのロケーションを考えるとめちゃくちゃ高くもなく(私はどちらにしろ関係ないですが)、どんな人が買って住むのかなと想像して楽しいです